TORENDIA
留守(一幕)
岸田國士
TORENDIA
留守(一幕)
本文約10,000字 ・ 読了時間 約20分
あらすじ(AIが作成しました)
中流家庭の留守を預かる女中のお八重のもとへ、隣家のおしまが訪ねてくる。二人は主人の不在時の出来事や自身の境遇を語り合う中で、家庭内の秘密や互いの将来について言葉を交わす。そこへ八百屋が加わり、三人は気まずい沈黙や他愛のない会話を繰り返しながら、持ち寄った寿司を共に食べる。本作は、主人の留守という日常の隙間に浮かび上がる女中たちのささやかな動揺と、その日々の営みを描く。
🎧 まだ音声版はありません
リクエストが集まると、作家に音声化の需要が伝わります。
💰 この本を応援する(投げ銭)
1 / 7
中流家庭の茶の間――奥の障子を隔てて台所――衣桁には、奥さんの不断着が、だらしなく掛かり、鏡台の上には、化粧品の瓶が、蓋を開けたまま乱雑に並んでゐる。
女中のお八重さんが、長火鉢にもたれて、講談本を読んでゐる。
台所で、「御免下さい」といふ女の声。
岸田國士の他の作品
TORENDIA
暖地の冬から山
国の春へ
岸田國士
暖地の冬から山国の春へ
岸田國士 ・ 約3分
TORENDIA
時 処 人
岸田國士
時 処 人
岸田國士 ・ 約14分
TORENDIA
懐かし味気なし
岸田國士
懐かし味気なし
岸田國士 ・ 約6分
TORENDIA
劇場と作者
岸田國士
劇場と作者
岸田國士 ・ 約14分
TORENDIA
春秋座の「父帰
る」
岸田國士
春秋座の「父帰る」
岸田國士 ・ 約5分
TORENDIA
訳者より著者へ
岸田國士
訳者より著者へ
岸田國士 ・ 約7分
TORENDIA
言はでものこと
岸田國士
言はでものこと
岸田國士 ・ 約3分
TORENDIA
芸術座の『軍人
礼讃』
岸田國士
芸術座の『軍人礼讃』
岸田國士 ・ 約9分
TORENDIA
『桜の園』の思
ひ出と印象
岸田國士
『桜の園』の思ひ出と印象
岸田國士 ・ 約10分
TORENDIA
上演料の話(仏
蘭西)
岸田國士
上演料の話(仏蘭西)
岸田國士 ・ 約4分
TORENDIA
築地小劇場の旗
挙
岸田國士
築地小劇場の旗挙
岸田國士 ・ 約14分
TORENDIA
チロルの旅
岸田國士
チロルの旅
岸田國士 ・ 約7分