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TORENDIA

論語とバイブル

本文約2,400字 ・ 読了時間 約5分

あらすじ(AIが作成しました)

アレキサンダーやナポレオンら英雄と同様に、釈迦、孔子、基督ら聖人を神格化し盲信する世間の風潮を論じる。彼らを公平な個人として分析すれば、過大評価された凡人に過ぎず、その教えも偶然の産物や不条理な言論に満ちていると指摘する。論語やバイブルの抜粋を批評の対象とし、山上の垂訓の非現実性や孔子の言葉の平凡さを挙げながら、聖人や宗教的経典に対する既存の権威を否定し、冷静かつ批判的な考察を試みる評論である。

正宗白鳥

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🎧 論語とバイブル / 朗読音声: VOICEVOX:青山龍星

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吾人はアレキサンダー、シーザー、ナポレオンなど所謂英雄なる者の社会に存在したことを喜ばぬと共に、基督、釈迦、孔子など所謂聖人なる者の出現を謳歌せぬのである。世の識者という中には、武人的英雄物質的英雄の人世に不幸を増したことを認めながら、一方に聖人が人間を救済し、現世に幸福を下した如く考える者もあるが、彼等は果して赤裸々の個人として見て、それ程の人物であったか、其の言う所行う所、吾人凡俗を遥かに擢んでていたのであるか。

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