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冬の家で、窓を開けますか ― 最初の一分
冬の家で、窓を開けますか。それとも、閉めたままですか。
厚生労働省の質問と答えには、こう書かれています。冬は、暖房器具を使いながら、換気をしてください。窓は、対角線上に二か所、開けると効果的です。
そして、今年のインフルエンザは、令和八年八月二十八日に、流行入りが公表されました。感染症法ができた一九九九年以来、二番目に早い公表だった、とされています。
この本を聴き終えると、冬の家でできる、うつさない、うつらない習慣が分かります。
合言葉は、三つです。
洗う。入れかえる。うるおす。
では、はじめましょう。
なお、この本は、医師や専門家の立場から、診断や治療をするものではありません。国の公表資料にもとづいて、筆者が自分の言葉でまとめました。
はじめに ― 冬の暮らしと、感染症
寒くなると、せきやくしゃみ、発熱の話を、よく聞くようになります。
かぜ。インフルエンザ。新型コロナ。
どれも、冬に気になる感染症です。
この本は、そうした感染症を、家でどう防ぐか、そして、うつしてしまわないために、どうするかを、お話しする本です。
お話しの土台は、厚生労働省が公表している、質問と答えです。
令和八年度の冬のためのものは、令和八年九月三十日版と書かれています。そのほか、令和七年度、令和六年度のものも、参考にしました。
数字や制度は、そのつど、どの資料の、どの版のものかを添えます。版によって数字が違う場合は、混ぜずに、別々にお話しします。
先に、お断りしておきます。
この本は、診断や、治療をするものではありません。体の状態には、個人差があります。
乳幼児、高齢の方、妊娠中の方、持病のある方は、とくに、かかりつけの医師や、地域の相談窓口に、早めにご相談ください。
また、薬の名前や、使い方、ワクチンの商品名は、お話ししません。特定の商品も、おすすめしません。
全体の流れは、次のとおりです。
まず、急性呼吸器感染症とは何かを、お話しします。
つぎに、三つの合言葉、洗う、入れかえる、うるおす、を順番に見ていきます。
そのあと、人混みとマスク、せきエチケット、症状があるときの過ごし方をお話しします。