本文へ移動
TORENDIA

森本薫君について

本文約1,700字 ・ 読了時間 約4分

あらすじ(AIが作成しました)

森本薫の劇作家としての新しさとその特質を論じる評論。著者は、森本が近代的な感覚を備えたリアリズムを築き上げ、知性を織り込んだ独自のダンディズムを体現していたと評価する。また、繊細さと強靭さという矛盾する資質を併せ持ち、感情に流されるのではなく鋭敏な感受性で作品を構成していたと分析。大正初期と昭和十年前後の演劇界を比較しつつ、森本が日本演劇の近代化において果たした役割と、その作家としての素質を多角的に描き出す。

岸田國士

速度
🎧 森本薫君について / 朗読音声: VOICEVOX:もち子さん

💰 この本を応援する(投げ銭)

1 / 3

森本薫君の作品を読むと非常に新しい美しさを感じるけれども、さてその森本君のほんたうの新しさといふものは何であるかよくわからないといふ批評があります。森本君の新しさは、今として、つまり、さういふぐあひに問題にされる性質のものと思ひます。今度偶然に、森本君の亡くなつた京都から『劇作』が再刊されることになりましたが、そのことは、何かしら『劇作』の新しい出発点に森本薫が今もなほゐるといふ気がしました。

岸田國士の他の作品

同じジャンルの朗読つきの本