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プロローグ 「俺、アプリを作れるのか?」
アプリを作ろうと思った。そう言っても、私はプログラマーではない。コードを書いて、エラーを直して、サーバーを設定して、スマートフォンで動かす。そんなことを専門的に学んできたわけでもない。それでも、頭の中には一つの構想があった。日本の商品を、世界へ届ける。日本には、世界に知られているブランドや商品がたくさんある。時計、スニーカー、洋服、家電、コレクターズアイテム。
日本では当たり前のように売買されているものでも、海外から見れば、それは「日本から買いたい商品」になる。ならば、その間をつなぐ場所を作れないか。それが、LOVEBAITの始まりだった。最初に考えたのは、もっとシンプルな仕組みだった。スマートフォンで商品の写真を撮る。その写真をAIに見せる。AIが商品を分析する。商品名や説明文を考える。価格を提案する。
そして、その商品を世界へ出品する。一つひとつを人間が入力するのではなく、できるだけAIに手伝ってもらう。出品する人にとって、面倒な作業を減らす。買う人にとっては、世界中の商品を見つけられる。そんなフリマアプリを作ろうとした。名前は、LOVEBAIT。
では、どうやって作るのか。ここで最初の問題にぶつかった。普通なら、アプリを作るにはプログラマーが必要だ。デザイナーも必要かもしれない。サーバーやデータベース、決済、認証、スマートフォンへの対応。考え始めれば、必要なものはいくらでも出てくる。一人で全部やるのは簡単ではない。
そこで私は、AIに相談した。「これ、AIで作れないか?」それが、LOVEBAIT開発の出発点になった。AIに質問すると、コードが返ってくる。そのコードを使う。動かしてみる。エラーが出る。またAIに聞く。修正する。もう一度動かす。またエラーが出る。
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