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TORENDIA

(名詞の扱ひに)

本文約230字 ・ 読了時間 約1分

※本文が短いため「あらすじ」は省略いたします。

中原中也

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🎧 (名詞の扱ひに) / 朗読音声: VOICEVOX:雨晴はう

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名詞の扱ひに

ロヂックを忘れた象徴さ

俺の詩は

宣言と作品との関係は

有機的抽象と無機的具象との関係だ

物質名詞と印象との関係だ。

ダダ、つてんだよ

木馬、つてんだ

原始人のドモリ、でも好い

歴史は材料にはなるさ

だが問題にはならぬさ

此のダダイストには

古い作品の紹介者は

古代の棺はかういふ風だつた、なんて断り書きをする

棺の形が如何に変らうと

ダダイストが「棺」といへば

何時の時代でも「棺」として通る所に

ダダの永遠性がある

だがダダイストは、永遠性を望むが故にダダ詩を書きはせぬ

完

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