幸福の建設
本文約15,300字 ・ 読了時間 約31分
あらすじ(AIが作成しました)
戦後の日本において、婦人らが集まり民主的な生活を築くために必要な思考や態度を論じる講演録。歴史的な封建制や社会的なしがらみが個人の幸福に与える影響を分析し、他者との関係を正すことの重要性を説く。さらに、選挙などの社会参加を通じて、外部に依存せず自らの生活と幸福を建設するための判断力を養うことの必要性を訴える。
リクエストが集まると、作家に音声化の需要が伝わります。
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今日のこの場所は割合にせもうございますけれども、この前の第一回の時においで下さいました方は、よくくらべればおわかりになるでしょうが、この場所は何かクラブの集まりの場所には気持がよいと思います。今に皆さんもっと大ぜいおいでになるとちょっと場所がせもうございますけれども、今日のようだとあまり話す人とお聴きになる方との距離がない、いわば同じ平べったいところで話すのがクラブの気持なのです。今日は月曜日ですし、お仕事のある方はいらっしゃりにくかったわけですけれども、いま櫛田さんがおっしゃいましたように、わざわざ遠いところまで出ていらっしゃって、いろいろなお話をお聴きになりましたり、自分達でお話になることもよろしゅうございますけれども、そのほかにお勤めになっているところやお住いになっているところで、お気持の合った方がお集まりになって、むずかしい問題もむずかしくない問題も、日常的な問題も、お魚をどうするかということから、お米の配給が遅れて困るがどうするかという話から始めて、いろいろな今の食糧問題の解決を試みている団体がございますから、それらの団体と結びついてそういうものの指導とか研究とかをあなた方もなさいまして、団体が実際的にお動きになってゆくようになさいませんと、ただ珍らしい人や何かを呼んできて話を聴いているだけでは、あなた方の御活動が昂まって参りませんから、そういうようにやってゆきたいと思います。