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冬のやけどを防ぐ ― 暖房器具・加湿器・電気ケトル、そして応急手当の基本

本文約9,200字 ・ 読了時間 約19分

霧島 蒼

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🎧 冬のやけどを防ぐ ― 暖房器具・加湿器・電気ケトル、そして応急手当の基本 / 朗読音声: VOICEVOX:玄野武宏

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やけどをしたとき、まず何をしますか ― 最初の一分

やけどをしたとき、まず何をしますか。

蛇口の水を、そのまま当てていませんか。

消費者庁のページには、こう書かれています。「すぐに10分以上冷やしましょう。」

ただし、水の当て方や、服の扱いにも、気をつけることがあります。

この本を聴き終えると、冬のやけどを防ぐ三つの合言葉と、いざというときの応急手当が分かります。

合言葉は、三つです。

置く。離す。冷やす。

では、はじめましょう。

なお、この本は、診断や治療をするものではありません。消費者庁の公表資料にもとづいて、筆者が自分の言葉でまとめました。

はじめに ― 冬は、熱いものが増える季節

寒くなると、家の中に、熱いものが増えます。

ストーブ。ヒーター。加湿器。電気ケトル。湯たんぽ。電気カーペット。

どれも、冬の暮らしを支えてくれる道具です。

ただ、使い方によっては、やけどのもとにもなります。とくに、小さな子どもがいる家では、気をつけたいことが、たくさんあります。

この本は、冬のやけどを防ぐための本です。

お話しの土台は、消費者庁の、みんなの消費安全ナビという、注意喚起のメールです。

この本では、四つの号を使いました。二〇二一年十一月の号。二〇二二年十一月の号。二〇二三年十一月の号。そして、二〇二四年二月の号です。

数字や内容は、そのつど、どの号のものかを添えます。号によって数字が違う場合は、混ぜずに、別々にお話しします。

先に、お断りしておきます。

この本は、診断や、治療をするものではありません。やけどをしたときの受診の判断は、医療機関に、ご相談ください。

また、薬のお話しは、しません。

特定の商品や、メーカーも、おすすめしません。

そして、この本では、子どもの事故の、個別の事例は、お話ししません。月齢や状況を細かく再現すると、不安をあおることになりかねないからです。

全体の流れは、次のとおりです。

まず、冬のやけどの全体像を、お話しします。

つぎに、いちばん大切な、応急手当と、受診の目安です。

そのあと、置く、離す、冷やすの合言葉にそって、暖房器具、低温やけど、加湿器、電気ケトルを見ていきます。

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