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やけどをしたとき、まず何をしますか ― 最初の一分
やけどをしたとき、まず何をしますか。
蛇口の水を、そのまま当てていませんか。
消費者庁のページには、こう書かれています。「すぐに10分以上冷やしましょう。」
ただし、水の当て方や、服の扱いにも、気をつけることがあります。
この本を聴き終えると、冬のやけどを防ぐ三つの合言葉と、いざというときの応急手当が分かります。
合言葉は、三つです。
置く。離す。冷やす。
では、はじめましょう。
なお、この本は、診断や治療をするものではありません。消費者庁の公表資料にもとづいて、筆者が自分の言葉でまとめました。
はじめに ― 冬は、熱いものが増える季節
寒くなると、家の中に、熱いものが増えます。
ストーブ。ヒーター。加湿器。電気ケトル。湯たんぽ。電気カーペット。
どれも、冬の暮らしを支えてくれる道具です。
ただ、使い方によっては、やけどのもとにもなります。とくに、小さな子どもがいる家では、気をつけたいことが、たくさんあります。
この本は、冬のやけどを防ぐための本です。
お話しの土台は、消費者庁の、みんなの消費安全ナビという、注意喚起のメールです。
この本では、四つの号を使いました。二〇二一年十一月の号。二〇二二年十一月の号。二〇二三年十一月の号。そして、二〇二四年二月の号です。
数字や内容は、そのつど、どの号のものかを添えます。号によって数字が違う場合は、混ぜずに、別々にお話しします。
先に、お断りしておきます。
この本は、診断や、治療をするものではありません。やけどをしたときの受診の判断は、医療機関に、ご相談ください。
また、薬のお話しは、しません。
特定の商品や、メーカーも、おすすめしません。
そして、この本では、子どもの事故の、個別の事例は、お話ししません。月齢や状況を細かく再現すると、不安をあおることになりかねないからです。
全体の流れは、次のとおりです。
まず、冬のやけどの全体像を、お話しします。
つぎに、いちばん大切な、応急手当と、受診の目安です。
そのあと、置く、離す、冷やすの合言葉にそって、暖房器具、低温やけど、加湿器、電気ケトルを見ていきます。